品川宿史談会
平成29年度の講演会実績
品川宿史談会 平成29年4月21日実施
品川宿史談会 平成29年7月23日実施
品川宿史談会 平成29年10月22日実施
品川宿史談会 平成30年2月4日実施
平成30年度の講演会予定
品川宿史談会 平成30年7月1日実施
品川宿史談会 平成30年7月22日実施決定
品川宿史談会 平成30年11月ごろを予定
品川宿史談会 平成31年2月ごろを予定

品川宿史談会
会場 北一会館


開催後記

 旧品川宿にとって飯盛女は明治維新以後も形を変えて色街として昭和33年まで残った。地域にとっては重い歴史である。近代に入って品川三業組合の組合の歴史、旧徒新宿生まれ秋谷勝三氏の「品川宿遊里三代」が明治維新後の品川を伝えています。近年の飯盛り女の研究に先鞭をつけた小田原宿出身の街道と飯盛女の研究者・宇佐美ミサ子氏の語る所では、飯盛り女の研究は、戦前・戦後を通して個別的な研究は多いが、総じて風俗史・文化史の分野の研究が先行している。一方、飯売女の「売春」は貧困女性の「救済」手段であるという見解が主流を占めていた。これらの見解は、男性の「買春」行為を肯定するものと考えられ、「女性の目線」からの指摘が捨象されていることを示している。飯盛女の存在は近世社会における性差別の典系型であり、それを巧みに利用したのが宿駅制を維持していく強固な権力体制有ったのであるという。
 この問題をジェンダー史の観点からの研究している、国立歴史民俗博物館・横山百合子教授に講演を依頼した。先生のお話は、江戸の飯売女、維新後の変容について語られ、品川宿の女性史として、今までの我々の疑問が解ける思いをしました。今後この分野の研究者の研究者の講演を企画し、多くの観点から取り上げてゆきたいと考えています。
 講演当日は台風が接近し、予期しない衆議院議員選挙が行われ、参加希望者から欠席の電話が有ったりして、予定出席者から、後日もう一度やってほしいとの申し入れが有った程関心を集めました。